創ちゃんねる〜GID版〜

青森にて細々活動中、30代になってやっとFTMTG(らしいよ)と自覚した、創の治療記録です♪
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結婚のこと。
カテゴリ悩みましたが(汗)
元々、僕の手術はパートナー女性との結婚を想定して進めたものでした。
病院の書類がなかなか出来上がらなかったり、裁判所からの連絡もすぐには来なかったので、
パートナーのお父さんには2013年の年末にご挨拶に行くことにしました。
 
以前はご両親に大反対されて、アパートに怒鳴り込みに来たことも。
それでも僕と一緒に暮らしてきたツレさんは、結婚の意思を一年以上前から伝えていたので、今更反対まではされないだろうと思いつつ。
何か言われるだろうかとか、やっぱり不安な気持ちはつきませんでした。
でも僕もその当時はとても失礼なことをしたと思うし、
改めて、二人でお願いするつもりで、ご挨拶に伺いました。
 
少し自分の話や家族の話もしてから、様子を見て切り出しました。
ガチガチに緊張しながら、
「二人で考えた結果、結婚をしようということになりました。お許しいただけたらと思って参りました。どうかよろしくお願いします」
というようなことを(もはやよく覚えていない、緊張しすぎて…)伝え。
頭を下げて、お願いしました。
 
そしたら、思いがけず、
「こんな娘だけど、よろしく頼みます」
と言ってくださり…思わず泣きそうでした(涙)
 
婚姻届には証人欄があり、成人2人から署名をもらうようになっています。
僕らは、お互いの父親から署名をもらいました。
それから、先に日記に書いたとおり、手続きを経て今年の1月半ばに性別の取扱いが変更。
2月にパートナー女性と婚姻届を提出し、法的に結婚しました。
その後5月にはごく一部の親族と、同級生や元同僚、そしてセクマイサークルの友人達などを呼んで、
披露宴ならぬ結婚報告パーティーをしました。
言葉が違うだけですが、何よりも「お世話になっている人達に報告をしたい」という気持ちからのこだわりです(笑)

僕の事情を知っている人がほとんどで、とにかく楽しいパーティーにしようと、
知人であるウェディングプランナーさんに相談し、1月から準備していました。
トランスジェンダーの友人も多いので、服もある程度パーティーに合っていれば自由にしてもらいました。

たくさんの人からお祝いの言葉と、涙と、心をもらいました。
僕にとっては、このパーティーこそが本当の意味で結ばれた日のように思います。

自分達だけの力で、そこに立つことはなかったでしょう。
当日は来られなかった人や、事情によりお招きできなかった人もたくさんいましたが、
この感謝の気持ちは、届いていたらいいなと思います。
そしてこれはゴールではなく、また新たな道へと進むスタートだと思っています。
これからも、支えてくれる人達に、応援して良かったと思ってもらえるように、
前を向いて、歩んでいきたいと思います!
| | その他のハナシ | 15:33 | comments(0) | trackbacks(0) | -
術後の経過、変化
昨年の手術から、もう7ヶ月が経過しました。

僕が受けたのは、内視鏡による子宮卵巣摘出手術と、乳腺摘出+乳頭縮小手術でしたが、
その後の経過や変化を書いてみようと思います。


●膣からの出血と腹痛
僕は膣閉鎖は今回はしなかったので、子宮を切り離した傷からの出血が膣を伝ってきていました。
これは個人差があるとのことで、早い人は1週間せずに?止まっちゃうみたいですが、
僕は量は減ったものの帰国時まで続き、1ヶ月ほどは続くかもと言われていました。
帰国後は生理用ナプキンはなくてもまぁ何とかなる(下着はちょっと汚れてしまいますが…)という状態にはなりましたが、
1ヶ月経過しても地味に出血が続き、疲れがたまると下腹部に鈍い痛みが出ることもありました。

ちなみに、浴槽につかるのは1ヶ月禁止だったのですが、
浴槽解禁日に調子こいて温泉に入った結果、鈍痛がぶり返すという失敗を犯しました…。
結構芯からあったまるみたいなので、温泉にじっくりつかるなんて当分の間はやめておきましょう(汗)
そうそう、腹筋も要注意です。
たるんでいくお腹に焦りを感じてちょっとだけ腹筋してみたら、
これまた鈍痛がぶり返しました…血が止まって落ち着くまで我慢ですよ。

自転車も1ヶ月禁止だったのですが、念のため年内封印しました。

僕の場合はしっかり出血が止まるまで、2ヶ月近くかかりました。
でもその後も、今でも稀に疲れがたまった時に痛みを感じたり、出血?らしきことがあったりします。


●体毛
きっと髪も益々薄く…と思い、先手を打つべくシャンプーを変えました。
仕事の知り合いに勧められた、インディアン伝承シャンプーというものに(笑)
効果があるかどうかはわかりませんが、以前は猫っ毛でぺったりしがちだった細い髪が、
このシャンプーを使うと結構しっかりと根本から立ち上がっている感じが。
しかもリンスしなくてもさらさらヘアー!結構気に入ってます。
たまに画像を撮って、自分の頭の状態を見ています。

一方、身体の方は若干毛深くなってきたような…。
僕はお腹や胸はほとんど濃い毛がなかったのですが、
前よりもちょっと濃くなったように感じます。
経過観察中。


●その他の体調
術後しばらくは、疲れやすいなぁと感じていましたが、最近はだいぶ戻ってきたかな?
ただ元々無かった筋力が一度落ちてしまって、
そのせいか気を抜くと太りやすくなったような気がします(気のせいかもだけど)。


他にもこれから徐々に出てくる変化とかあるかもしれないので、
また気が付いたら書いていきますよ。
| | 変化・副作用 | 18:01 | comments(0) | trackbacks(0) | -
戸籍性別変更手続き、その5。
各種手続きの続きです。ここからは仕事の関係。


●宅地建物取引業協会
不動産屋を開業した際から、僕は宅地建物取引業協会に加入しているのですが、
その申込み書に性別欄があったので(当時事務の人に見た目と戸籍性別が異なる理由等も説明して提出した)、
何か変更の手続きが必要か、所属している支部の事務員さんに訊ねました。
確認してもらい、協会の方は手続きはいらないということになりました。


●宅地建物取引主任者の登録
協会の方は手続きいらないものの、県庁担当課に支部から確認してくれたところ、
宅地建物取引主任者の登録の方は変更しなければならないということに。

宅建取引主任者の登録は、変更のための様式があるのですが、
氏名や住所だったり、勤め先が変わった時用の欄しかありません。
そこで、その様式に申請者の氏名等のみ記入して、あとは空欄のまま、
戸籍抄本と、裁判所の審判書の写しをつけて提出と言われました。

その時は、「わかりました〜」と答えたのですが、
準備していく中で、よくよく見てみると、
裁判所の審判書には、判決の理由の要旨の中に自分史が一部抜き書きになっているので、
僕の生い立ちであるとか、性別違和や治療の内容まで、詳細に記載されているのです。

これはかなりのセンシティブ情報です(汗)
事務員さんにも県庁職員さんにも見られたくありません(汗)

困ったな〜とSNSで呟いていたら、助言くださった司法書士さんがいらっしゃって、
裁判所にお願いして、理由の要旨を省略した抄本を発行してもらっては?とのこと。
そういうこともできるのか!

早速裁判所で担当くださった書記官に連絡。
事情を話して、作成してもらえることになりました。

それで、受取に裁判所に行ったところ、書記官がちょっと心配して、
「戸籍謄本に裁判確定日も書いてあるし、審判書までなくても良さそうですよね…
今後同じようなことがあったら、また申立てされた人は大変な思いをされるんでしょうか」
というようなことをおっしゃっていました。

たしかにそうだ。

それで、書類を揃えて支部の事務員さんに預ける際、
担当の県庁職員さん宛に手紙をつけました。

審判書にはとても個人的な情報が書かれていて、謄本をコピーしてお出しできないため、
裁判所で抄本を作成してもらったこと。
裁判が確定して戸籍の性別を変更したことは、戸籍謄本で確認ができること。
性別変更すると自分一人の戸籍になるので、戸籍抄本がないこと(これはわざわざ言わなくてもよかったかも)。
裁判所の書記官も、戸籍謄本だけでよいのではないかとおっしゃっていたこと。

これをお伝えした上で、こうした手続き自体が稀なこととは思うけれど、
もし同じような手続きをする人がいたら、次回からは戸籍謄本のみで対応してもらいたいとお願いをしました。

直接自分が県庁に持って行くわけではなかったのですが、
後日、変更が完了した通知が県庁から届いた際、
担当の職員さんからの、小さな手紙が入っていました。

こうした手続きの申請が今までなく、なんと東京都などにも電話をして事例がないか聞いてくださったそうです。
でも事例がないという回答で、公的な書面で確認をとることで変更の手続きをすることにした…ということでした。
お手間をかけてしまい申し訳ありませんでした、もし今後同様のお話があった場合は、戸籍謄本での対応としたい、と書いてくださっていました。

お手紙書いて良かったです。
担当くださった職員さんも、こんな手続き申請で戸惑ったことと思いますが、
丁寧にお返事までくださって、本当にありがたいことだなぁと思いました。


●保険代理店の登録
僕の会社は損害保険の代理店をしています。
一般の損害保険会社と、少額短期保険の二つ。
これまた、代理店登録をする際の国への届出に、性別欄があるのです。

損害保険会社の方は、手続きを確認してまた連絡すると言われ、
今のところ保留になっています。

少額短期保険の方は、翌日にすぐ連絡があり。
国(財務省)に提出する変更のための書類を送ってくれて、書き方も丁寧に見本をつけてくれていました。
戸籍抄本(この時には僕は女性パートナーと入籍していたため、謄本ではなく抄本をとりました)を添えて返送して完了です。


仕事で早めに変更すべき手続きは以上でした。
| | 申請等 | 18:00 | comments(0) | trackbacks(0) | -
戸籍性別変更手続き、その4。
性別変更の各種手続きの続きです。

銀行に勤めている友人から、口座なども性別情報が登録されているということで、
手続きをすることに。
それから、加入している生命保険の手続きです。

預金だけならまぁ急がなくてもいいか〜と思うのですが、
僕の場合は起業する際に友人が勤めている銀行から融資を受けているので、
銀行さんだけでなく保証協会とか関わってきます。
それから、クレジットカードもこの銀行のもの(キャッシュカードと一体のもの)を利用しているので、
手続きしないで後々何か問題になっても困るので。

●銀行口座、金銭消費貸借契約関係
<必要だったもの>
・戸籍謄本
・銀行印

僕のメインバンクは地方銀行(A銀)なんですが、今まで性別変更の前例がなかったようです。
それで、どういう手続きをしたらいい?というので奔走してくれた模様。
何度も書類をととのえるために行き来してくれた友人に感謝…。

でも友人は、
「これで当行での性別変更なら任せて、だぜ!」と言っていました(笑)

とにかく性別が変更されたということ(裁判確定)が確認できる書類が必要ということで、
戸籍謄本の原本を一部。
あとは、たしか口座の変更届みたいなものに銀行印を押しました。
それ以外にも融資関係の書類あったかもですが…普段見るものじゃないので忘れました(汗)

実際には県内でも性別変更している人たちはいるのですが、
わざわざ手続きまでしなくても問題ないケースが多いでしょうしね。
僕も、実は融資を受けているこの地銀以外の金融機関の口座は、
変更の手続きをしていません(爆)

戸籍見ればちゃんと変更したってわかるので、
まぁ…何とかなるべ〜という感じ。
記載されている不便ももちろんあるんですが、便利もあるのですよね。
戸籍も、住民票みたいに「省略」とかできたら一番いいんでしょう。


●生命保険
<必要だったもの>
・戸籍謄本(県民共済は住民票で対応してくれた)
・旧保険証券

僕は県民共済に加入していますが、氏名の変更の際も割と対応がすぱっとしていて、
面倒がありませんでした。
今回も、電話の向こうでちょっと手続きについて相談していたようでしたが、
「何か性別が変わったことがわかる公的な書類をご用意できますか?」
と聞かれたので、
「新しい性別が書かれた住民票なら持っています」
と言うと、それで大丈夫ということになりました。
後日、変更のための書類が送られてきて、「この欄にこのように記載してください」というような説明もつけてくださっていました。

その指示通り記入し、元の保険証券に住民票を一部つけて返送。
後日新しい保険証券が送られてきました。


一方、父名義で契約している朝日生命の方は、ちょっと厄介でした。
こちらは契約者が父で被保険者が僕なせいで、僕自身が手続きできません。
父が電話したところ、手続きを確認してまた連絡すると言われ、
あとから地域の担当者から案内するというような話になり、
それから必要な書類について電話で案内され、
それが揃う頃に伺います、というような流れで…。
わざわざ担当者が家まで書類を取りに来たようです。

共済と保険会社ではシステムが違うので、
まぁ何となく…保険会社の方が色々と確認が多いのは予想していましたが。


自分自身の生活に関わる部分の性別変更はここまでで一旦終了。

| | 申請等 | 11:55 | comments(0) | trackbacks(0) | -
戸籍性別変更手続き、その3。
ここからは、戸籍性別変更後のあれこれの手続きです。

とにかく生活に直結するものからと思い、
運転免許証と、健康保険・年金の手続きから始めました。


●運転免許証
<必要だったもの>
・運転免許証
・住民票

市内にある運転免許試験場へ。

窓口で、性別が変更になった旨を申し出たら、
手続き方法がちょっとわからなかったらしく、
職員さんは奥の方へ確認に。

それから少しして、別な職員さんが出てきて、
通常の、記載事項変更の申請書に、
用紙の中に職員さんが手書きで「性別 変更前: 変更後:」というような欄を作ってくれました。
それに言われた通り必要な事項を記入をして、住民票の原本を一枚提出です。

性別は免許証の券面には記載されていないので、
ICチップの情報の書き換えだけということで、
こちらで処理しておきますので、手続きはこれで終了です、との案内。

これで万一つかまっても大丈夫(爆)


●健康保険、年金
<必要だったもの>
・戸籍謄本
・年金手帳
・健康保険証
・印鑑(使ったかちょっと忘れた…)

僕は会社の社会保険に加入しているので、実際の手続きとしては、
「社会保険に加入している当社の従業員の性別が変更になった」
ということになるようです。

自分でやっている会社なので、自分で手続きしに年金事務所へ行きました(笑)
勤めていらっしゃる方で社会保険に加入している場合は、
会社の事務をされている方に相談しなくちゃいけないですね。

社会保険ではなく国民健康保険・国民年金に加入している場合は、
市役所の国保年金課に相談したらいいのかな?

さて、年金事務所にて。
職員さんもちょっと方法がわからなかったらしく、少し待たされました。
しばらくしてまた呼ばれ窓口に行くとびっくり。

なんと、ちゃんと性別変更の様式(専用の申請書)があるではありませんか!
やるなぁ。

この申請書の中に、年金手帳について、
訂正だけした従前の手帳を交付するか(前の性別に線が引かれるだけ?)、
新たな手帳を交付するか(名前や性別の変更の跡がぱっと見わからない)、
選べるようになっていました。

勤めている場合だと、後者の方が断然いいでしょうね。
僕は将来、元々女性だというのがわかった方がいいこともあると思い、
今のところは従前の手帳に訂正を入れる形でお願いしました。

裁判確定の日など記入しますが、
これは戸籍謄本に書いてあるので、そのまま写します。

その戸籍謄本ですが、ここで提出になります。
実は原本は一部しか持っていなくて、すぐ別な手続きに使う予定だったので、
「こちらは返してもらうわけにはいかないですか?」と相談。
また職員さんが上司にも相談して、
「原本を確認したということで、手続きはコピーでさせていただきますね」と回答くださいました。
ありがたや〜。
とはいえ本来は原本だと思いますので、みなさんは用意された方が無難かも?

保険証がしばらく手元になくなるので、
職員さんが今までのものをコピーしてくれました。
新しい保険証が届くまで、2〜3週間かかったかな?
社会保険だと会社宛に届きます。


ところで、保険証はこうして手元にきたのですが、
年金手帳が返ってこないのですよねぇ。
もうちょっと様子見て、どうしても返ってこないようなら連絡してみようと思います。

| | 申請等 | 11:13 | comments(0) | trackbacks(0) | -
質問等がありましたら、こちらまで
もしも僕の記録を参考にされている方がいて、
もっと詳しく聞きたいとか、関心あるのだけど、
コメント欄には書きづらいという方がいらっしゃいましたら、
メールしていただければ、可能な範囲でやりとりさせていただきます!

地味にセクマイサークルしているので、
そちらのサークルの公式アドレスに、創宛でメールください☆

gochamazetamagoあっとyahoo.co.jp
※あっとを@に変更してください

フリーメールなので、携帯からメールされる方は、
迷惑メールフィルターにひっかからないように、受信許可とかしてください(*^^*)


とっても打たれ弱いので、中傷とか非難のメールはしないでくださいね(T_T)

どうぞよろしく!
| | はじめに。 | 23:47 | comments(0) | trackbacks(0) | -
戸籍性別変更手続き、その2。
申立が師走・12月の半ばだったためか、書記官から連絡があったのは年末頃。
裁判官とお話する日は、正月が明けた後ということになってしまいました。

年末に、パートナーのご両親に結婚の承諾をいただくためにご挨拶に行く予定だったので、
「どのくらい時間がかかりますか?実は婚約者がいて、ご両親にもご挨拶するので…」という事情をお話したものの、
面談の日を早めることはできませんでした。
仕方ないですね。裁判所は僕の事件だけ扱っているわけじゃないですから(汗)

裁判官との面談当日。改名の時と同じ部屋に通されました。
申立書の他に、診断書や、改名の時の資料とも合わせて、質問・確認されました。
過去の違和感や苦悩、治療の経緯、フルタイムで性別移行した時期、受けた手術の内容などなど。
治療歴や職歴は、思い出すのが大変でした(笑)
でも、改名の時より緊張しなかったです。やっぱり一度経験しているからでしょうかね。

ちなみに、申立時に提出したものの他に何か資料があれば持ってきてくださいと言われていましたが、
実物(男性としてしか見られなくなった自分)より説得力のある資料はないので、特に用意しませんでした。

僕の担当をしてくださった裁判官は、他にも性同一性障害の人の審判に携わったことがあると言っていて(多分友達のことだ)、
特に問題はないので許可する方向で考えていますが、確認したことがあったらまたご連絡するかもしれないと言われました。

それから、「お急ぎだと伺っているので、なるべく早く結論が出せるようにしますが、来週後半になってしまうかもしれません」と言ってくださいました。
書記官が裁判官に事情を伝えていてくれたんだと思ったら、淡々と進められる手続きの中でも思いやりを感じて、すごく嬉しかったです。
書記官もその辺り配慮してくださって、
「審判書は通常は郵送するんですが、もし取りにいらっしゃることができるなら、
その日のうちに市役所での戸籍の手続きに移れるかもしれません。
郵送だと本人が審判書を受け取ったと確認ができるまで手続きを進められないので…」
と言ってくださって、審判書ができたら連絡くださることになりました。

金曜の面談が終わったあと、審判がおりたと連絡があったのは何と休み明け。
本当に急いでくれたんだと、感謝の気持ちでいっぱいでした。

ちなみに、審判がおりた後、役所での手続きは裁判所から嘱託で行われるので、僕が自分で市役所に行く必要はありませんでした。
ただ、市役所から手続きが終わったという連絡が僕にくるのかが書記官もわからなかったため、
「手続き完了すると裁判所にも連絡があって、余った切手を郵送でお返しするので、それを目安にしてもいいかもしれない」と教えてくださいました。

ネットで見ていると、裁判所で許可の審判がおりるまで約2週間、役所で戸籍変更の手続きが終わるまで約2週間、合計1ヵ月かかった、みたいな記事が多いですね。
それに比べると僕は裁判所で(年末年始にかかったこともあり)1ヵ月近くかかってしまったので、
ここからまた2週間くらいかかるのか〜と思っていました。

ら!

何と、数日後に裁判所から切手が送られてきました!
付箋が貼ってあって、書記官から「市役所より手続きが完了したとの連絡がありました。○○さんの戸籍が新たにできています」とのメモ。

もしかしたら、ここでも書記官が何か事情を伝えてくれたのかもしれないと思いつつ、僕の手続きに関わってくれた方々に感謝感謝でした。


僕一人の新たな戸籍には、名前の変更があったことも、特例法による性別変更(平成15年法律第11号第3条)があったことも、元の続柄も、ばっちり記載されています。
それでも、新たな続柄は○女から、ちゃんと○男に変更になっていて、喜ばしいような、自分のことではないような、不思議な感覚でした。
ついでに、元の戸籍(父の戸籍)の方もとりました。除籍されていて、平成15年法律第11号第3条による裁判確定があったことが記載されています。
除籍されてしまうのは少し寂しい気もしましたが、どのみちパートナーと結婚すると新しい戸籍になるので、あまり変わらないかと気を取り直し。

他に、この後の手続きのために、住民票を5枚ほどとりました。
でも後から思い知りましたが、改名と違って今回は住民票はあまり使えず、戸籍謄本が必要となることがほとんどでした…。


ちなみに、続柄ですが、元々の「○女」の女がそのまま男になるだけです。
長女なら長男に、次女なら次男に。たとえ、他に長男や次男がいてもです。
まぁ、だからこそそれまでの戸籍から除籍されるのかもしれないですね。つまり自分だけが変わるのであって、兄弟の続柄には影響しないということです。
| | 申請等 | 23:20 | comments(0) | trackbacks(0) | -
戸籍性別変更手続き、その1
タイでのSRSから帰国してから、後日手術証明書が送られてきました。


ちょっと「すごいなぁ」と思ったのは、
証明書の他に、航空会社宛に、
「この方はこういう手術を受けて帰るところです。
この方のために最大限の配慮をしてくださいね」
みたいな手紙もついていたこと。
(英語はよくわかりませんが、多分こんな内容)

実際は帰国してから郵送で受け取ったので、活躍の機会はなかったものの、
何というか、こうした配慮にちょっと感激。

この証明書を持って、今度はまた千葉のジェンダークリニックへ行かねばなりません。
戸籍の性別変更のための診断書を書いてもらうためです。
僕の場合はこれに時間がかかって(ジェンダークリニックの先生が忙しかった)、
2ヵ月かかってしまいました…。

ちなみに、診断書をもらう際には、紹介された泌尿器科で検査をしました。
エコー?で、内性器摘出が済んでいることを確認。
外性器の状態は目視で確認。
陰茎形成はしていませんが、男性ホルモンを長期で投与することで、
クリトリスの肥大が起き、外観が変わります。
これをもって、男性器に近似した状態とみなされます。
まぁちょっと抵抗ありますけどね、目視確認っていうのも…。

時間がかかったため、予定では2013年内に性別変更してしまうつもりだったのですが、断念。
12月上旬に千葉の先生から診断書をもらい、それに地元大学病院の精神科の先生からもサインをもらい、
即日、地元の家庭裁判所へ申立に行きました。
必要だったものは以下の通り。

●性別の取扱いの変更の申立書
事前に家庭裁判所に行って、解説みたいなものをもらいました。
記入例を参考に、自分のケースに合わせて記入。

●診断書(性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律第3条第2項)
僕は千葉のジェンダークリニックで出してもらい、セカンドとして地元の大学病院の精神科でもサインをもらいました。
インターネット上から雛形をダウンロードすることもできるので、ジェンダークリニックでなくても書いてもらうことはできると思います。
実際書いてもらっている人もいます。

●収入印紙と切手
申立費用として、800円の収入印紙が必要です。
それから、手続きのために切手を先に用意して渡します。これは裁判所によって異なったりするみたいなので、自分が申し立てする家庭裁判所で確認する方がいいです。
僕の場合は、1,000円×1枚、500円×1枚、80円×10枚、20円×2枚を用意するよう言われました。
余ったら最後に返してもらえます。
収入印紙や切手は裁判所の売店で売っているので、そこで買います。

●戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)
これ、「出生時から現在までの全ての戸籍謄本」が必要です。
僕の場合は、コンピューター化の関係で現在の謄本だけでは足りず、その前の謄本と二通必要でした。
うっかり現在のものしかとらなかったので、二度手間でした…。みなさんは忘れずに!


申立をした後は、裁判所からの連絡を待ちます。
| | 申請等 | 22:15 | comments(0) | trackbacks(0) | -
SRSを終えて(荷物編)
さて、ここからはSRSを終えてから気づいたことなどを書きたいと思います!

まずは、荷物について。
実際に僕が持って行った物や感想は以下のような感じ。

●スーツケース
1週間〜10日程度の大きさで買ったと思います。行きはノートPCを入れる余裕があり、帰りはお土産を入れました。ちょうどよかったです。
僕はハードケースではなく、ソフトケースにしました。蓋になる側には基本的に物が入らないので、中身を開く時に場所を取らないのはよかったのかも。ホテルの部屋も狭かったので。
ちょっとしたものは外側のポケットですぐ出し入れできるので、便利でしたよ。ただし若々しくは見えない(笑)

●パンツ(ズボン)
日本は涼しくなりはじめだったので、丈が長い、幅広めのジーパンで出発しました。
着替え用にはハーフパンツのみ。カーゴ1枚、綿パン1枚、スウェット生地1枚、パジャマ代わりのジャージ短パン1枚。
術後はベルトが傷に当たるのが辛かったり、お腹が張っている時は苦しいので、カーゴや綿のものはほとんどはかなかったです。
代わりに緩いスウェットやジャージ生地のものをもう一枚持って行けばよかったです。なんと現地ではスウェットやジャージのハーフパンツがほとんど売っていない!

●シャツ
日本からは無地Tシャツに前開きのシャツで行きました。
着替え用には、Tシャツ2枚、ポロシャツ2枚。他に下着兼用で無地Tシャツ1枚とタンクトップ2枚。
術後はTシャツが着づらい&胸に巻いたバンドが目立つので、就寝時以外はポロシャツを着ていました。現地で1枚買い足したくらい。

●下着
パンツは捨ててもよいものを含めて6枚持っていたのですが、うっかり全部トランクスにしてしまい、術後困りました(汗)
内性器摘出手術後は、お腹の中の出血が膣から出てくることがあります。自分の場合も、術後1週間くらいは生理の終わりくらいの出血があり、滞在中は生理用品必須でした。
コンビニで使い捨てブリーフ買いましたが…通気性に問題ありなので、生理用品を取付できるパンツの持参をおすすめします(汗)

●タオル、ハンカチ
タオルはホテルにあるので使いませんでしたが、スポーツタオルを一枚、スーツケースの隙間を埋めるクッション代わりにしていました。ハンカチは僕は使いましたが、あまりタイでハンカチを使っている男性は見なかったような。

●サンダル
現地は雨期だったので、サンダルで行きました。なるべく濡れても平気なタイプがおすすめ。
でも現地でも買えます。結構種類豊富です。僕も履いていったものが皮でぺったり感が気になって、い草風のサンダルを買って履いていました。

●シャンプー、ボディーソープ、洗顔、身だしなみ系
シャンプーやボディーソープはホテルにも病院にもあったので、こだわりなければ持参しなくても平気。洗顔は石けんしかないです。僕は泡ポンプタイプの洗顔を持参しました。
髭剃り、ブラシ、旅行用歯磨きセット持参。ワックスとか使わない人なので持ちませんでした。
他に、爪切りと鼻毛切りばさみも持参しました。滞在長いので、身だしなみのために…毛抜きも持ってきたらよかったな〜と思いました。
でも多分ある程度現地で買えます。鼻毛切り以外はドラッグストアとかで見かけました(笑)

●洗濯用品
洗濯機一回分ずつが個包装になっている粉洗剤を一箱持って行きましたが、洗面台で洗うなら個包装2袋で足りました。他にプラスチック製ハンガー2つと洗濯ロープ、洗濯ばさみ6個を持参しましたが、ホテルは洗濯ロープを満足には張れなかったです。ハンガーの方が役立ちましたね。
アテンドさんによってはお願いすれば洗濯してくれたりもします。僕はせっかく洗濯用品を持って行ったので、あえて手洗いしました(笑)

●薬、絆創膏
花粉とハウスダストのアレルギーがあるので、病院でもらっている薬を持参しましたが、幸いアレルギーは発症しませんでした。
その他、常備薬から胃薬と赤だま腹薬(下痢止め)、目薬、絆創膏を持ちましたが、どれもあまり要りませんでした。術後のお腹の張りがあるので、むしろ整腸剤の方がよかったかもしれません。
それと、術後にテープなどでかぶれて痒い思いをしたので、かぶれやすい人は塗り薬や低刺激のテープを持参してもいいかも。僕は現地で調達しましたが、特別安いとは思いませんでした。言葉通じないし(アテンドさんに頼めばすぐなのに、あえて自力で行ってみた)。
退院後はガーゼや防水フィルムも使います。これまた現地のドラッグストアでも買えます。それらしきテープ持って、「ウォータープルーフ?」と聞いたら通じました。
防水フィルムは、ガーゼが最初からついているタイプと、テープのみのタイプがあるので要注意!

●生理用品
術後の出血のために何個かは持って行きましたが、かぶれも考慮して朝と夜に変えていたので、出血が続いた僕は足りなくなって現地で買いました。コンビニで売っています(読めないですが、ロリエとかあります)。
タイは、男性が生理用品を買ったりしてもみんな気にしないそうです(友達いわく)。
敏感肌の方は、商品の特徴が読める日本で買っていってもいいと思います。僕の出血量だと、サイズは普通の日用で十分でしたが、おりものシートでは心許ない感じでした。

●ティッシュ類
ポケットティッシュをいくつか持っていきましたが、持参正解です。ペーパーを置いていないトイレもあるのです。有料で売っています。向こうではティッシュは入手しづらいですね。
ウェットティッシュも一つ持てばよかったと思いました。街中はトイレも有料だったりするので、手を洗う場所を探すのも大変なのです。
ボディペーパーも一つ持って行きましたが、重宝しました。術後シャワーがOKになるまでとか、ちょっと汗をかいた時とか、本当に助かりましたよ。

●携帯、PC関係
電圧が違うということで変圧器をアテンドさんから借りようと思っていましたが、iPhoneの充電器やノートPCはそのまま差し込んで使えるということで変圧器は要りませんでした。
他に携帯用の予備バッテリー(フル充電2回分)を持って行きました。田舎から首都圏などの空港を利用するなど、移動距離が長い人はあると安心です。
タイ・バンコクはWi-Fi文化が進んでいて、無線の受信機を持参でホテルでもPCを利用できました。ただし電波は不安定でした。

●飲食物
インスタント味噌汁と粉ポカリを持って行きました。
泊まったホテルの朝食が日本食を毎日用意してくれるところだったので、味噌汁は要らなかったけど、もしそういうホテルでなかったら味噌汁はきっと大活躍だったでしょう。
粉ポカリはまぁ持って行っても1〜2袋でいいですね。コンビニで色々ジュースは買えますが、基本甘い!!日本茶ですら甘いのがメジャーです。
だからむしろ緑茶のティーパックとかインスタントのコーヒーとか、甘くない物を持って行った方がいいかも。
バンコクは都会なのでコンビニも多く、日本食屋もたくさんあります。特に食べ物には困りません。
お菓子も持って行かなくても現地で買えます。現地の文字が読めなくても、英語で書かれていたりもするので何となくわかるかと。スーパーだと日本のお菓子も割高ですがあったりします。

●ビニール袋、ゴミ袋
洗濯物を入れたり、荷物を広げたりする時に床に敷いたりしました。ジップロックみたいなものも何枚かあると、濡れた物やスプレーの持ち運びが安心です。

●財布
海外旅行用の財布を買いました。小銭入れ、お札入れ部分にチャックあり。スキミング防止(キャッシュカードなどの不正な読み取りを防ぐらしい)。紐付きでベルトに通したり、服の内側を首から斜めがけしてポケットに入れたりしました。
でもこの他に、小さい小銭入れ(100均でゲット)も持ちました。近所のコンビニや屋台に行くなら、あまりお金を持たない方がかえって便利なので、サイズが大きな旅行用財布は持たないようにしていました。
それから、100均でファスナー付きのポーチを一つ買って行きました。手術代金や予備で持ったお金が結構な額なので、財布とは別で持ちたかったので。金庫やホテルのセキュリティボックスに預ける時に、これにお金やパスポートや帰りの切符も入れて預けていました。

●鞄
僕はボディバッグを持って行きましたが、貴重品はあまり入れないようにしていました。財布を入れている時などは後ろではなく前に背負っていました。
胸オペの影響あるかなと思いましたが、オペ後はバンドでがっつり巻かれているのでボディバッグが痛いということはありませんでした。

●旅行ガイド本等
僕はタイ国政府観光庁のホームページから印刷したバンコクのパンフレットしか持って行きませんでした。
そもそも観光目的ではないので、ガイド本はいらないかな〜っていう気はしますが、せっかくなので料理とか、名物みたいなものは調べていった方が、順調だった時に出歩くのには重宝するのかも。
ハーブが苦手なのでタイ料理はほとんど食べなかったですが、何がどんな料理なのかもわからないっていうのも原因の一つでした。ちょっともったいなかったです。

●その他の旅行グッズ等
スーツケースに付ける名札。ちょっとかわいいのを買ったものの、名前と住所が丸見えになるタイプだったのでつけませんでした。JALではチェックインカウンターで、記載面を内側に折り込むタイプの名札を配ってくれました。


大体こんな感じでしょうか?
また思いついたら、追記していきたいと思います。
| | 性別適合手術(SRS) | 18:58 | comments(0) | trackbacks(0) | -
SRSの旅、13日目(帰国、帰宅)
9/21。飛行機ではあまり眠らないまま、朝に成田空港に到着です。

回復がそれなりに順調なので、
予定通り、友達と会う&セクマイ系の集まりに参加すべく、
まずは友達と約束している駅まで移動します。

最初に、スーツケースを空港から自宅へ発送すべくヤマト運輸のカウンターへ。
バンコクの空港でビールを日本お土産に買っていたのですが、
酒類(瓶)はスーツケースで送れないということで、持ち歩くことに…。

空港からは、ちょっと贅沢して成田エクスプレス。
いつもは夜行バスとかだからなー。
とっても乗り心地よく、リッチな気分でした(笑)
でも正解です、この後のことを考えたら体力温存しないと。

東京駅に到着。夕方には新幹線に乗るので、
ここで荷物をコインロッカーへ預けて動きます。

と思ったら!!
コインロッカーがいっぱいで、全く預けられない…手荷物預り所も長蛇の列!!
結局、ずっと持ち歩くハメになりました…ビールが重い(汗)


でも無事に友達と合流。
そしたら、何とこんなプレゼントを用意してくれていました。
花束!!
人生で花束もらったことなんてまだそんなにありませんよ。
心優しい人です。感激!!

荷物増やしちゃって…と恐縮していましたが、
こんな荷物なら嬉しいですよ!

それから久しぶりに色々とお話。
僕の話が一段落するまで付き合ってくれて、
それから、自分のこれからのこととか報告してくれました。

東京よりもずっと遠くに引っ越すことになったということで、
青森からではそうそう会えなくなるのは寂しかったけれど、
パートナーのことや自分のこと、色々考えての結論、
彼女にとって大きな一歩なので、応援したいと思います!

人の心に寄り添える人なので、
新しい場所でもきっと、たくさんの人に愛されると思います(*^^*)


その後は、都内で開催されたセクマイと仕事に関する集まりに出席。
東京に就職した、うちのサークルの子とも会えました!

とはいえ最後まで出席すると、青森への帰宅が夜中になってしまいます。
さすがにまだ本調子ではないので、
予定していた新幹線でおとなしく帰ることにしました。


傷の痛みはさほどありませんが、まだお腹の中の傷からの微量の出血が見られ。
(これは、その後二ヶ月ほど続くことになりました)
やっぱりまだ体力も元通りとは言えず、新幹線とはいえ何時間も乗り物に揺られるのは辛かったです。


それでもまぁ、夜10時過ぎくらいに元気に地元に到着。
やっぱりほっとしました。
家族が迎えに来てくれて、車に乗せてもらい自宅へ帰宅。

長いような、短いような、僕のSRSの旅が終了しました。
| | 性別適合手術(SRS) | 18:30 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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